小児はりのすすめ

  ささない鍼

こどもは成人ではありません。
急速に発育する過程にあります。まだ大脳の発育も未熟ですし、体内の諸器官にも発育のムラがあります。そのため諸系統のバランスがくずれやすいのです。
小児によくみられる症状として次のようなものがあります。

かん虫・夜泣き・おねしょ・おちつきがない・いらいらしている・青筋をたてる・キィキィ声をあげる・下痢・便秘・乳はき・消化不良・扁桃炎・かぜ・ぜんそく・じんましん・湿疹・脱腸・その他。
また最近は学童期によくみられる症状として、運動不足によっておこる骨の発育不良や成長過程の脊椎の変化によって生ずる諸器官への影響(食欲不振・めまい・はきけ等)勉強づかれに原因するとみられる頭重・頭痛・またたきチックなどがあります。
小児はりは、軽く皮膚をマサツしたり、鍼を軽く皮膚に接触したり、掻いたりする方法ですから、痛いという感覚を与えません。お子様も怖がらずに気持ちよく安心して治療が受けられます。
小児はりの治療効果は、症状によって反射的と見られる程の速効性があるものもありますので、迷わずお気軽に当院にご相談下さい。


小児用に使用している鍼です。皮膚に軽く接触させる程度ですから、全く痛みはありません。当院では、0歳児〜小学校1年生くらいまで使用します。